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ウォーレン・バフェット氏になるのmaiのレビュー・感想・評価

3.5
ウォーレンバフェットのことは知らず、面白そう!だけで鑑賞しました。

一言で言えば、自分の好きなことで大成功した!って方です。
お金が欲しいから働くわけではない(もちろん、お金がないと暮らせないから、その必要分は稼ぐとして)、自分には運と才能があって、しかもそれが自分の好きなことに当てはまった…毎日ベッドから起き上がるのが楽しみで、踊りながら職場に行けるよと言ってのけたウォーレンさん。
好きなことで生きていくってこういうことなのかなぁと思いました。

ただ才能ある人ってやっぱりどこか難しいところがあるんでしょうね…家族の話になると途端に複雑になりました。愛情と尊敬は持っていても、感性が違うからと別居生活の夫婦。そして、そんな中、妻の親友が夫の恋人に。
これを許せる人って彼女くらいしかいないんじゃないだろうかと思います。まさしく、彼を一番に理解してる人ですね。
家族も寛大だからこそ、いまのウォーレンさんが出来たのだろうと感じました。

正直、映画の前半はちょっと退屈で…ただ後半からは家族や彼の最大の危機についての話中心なので凄く興味深かったです。
……やっぱりドキュメンタリー映画の前半を面白く構成するのって至難の業なのでしょうか。人物紹介になってしまうので、私が今まで見てきた、どのドキュメンタリーも前半があまり面白くないんですよね…。当然と言えば当然なのですが。

投資の話を聞く…というよりかは、ウォーレンさんという人が、どんな想いを抱えていて、どんな生活の中で構築されたのかを紐解くストーリーになっています。
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