9日ぶりに映画を観た。映画の呼吸。
自分の興味関心を世界の内や外に見出し、フィクションにドキュメンタリーにアートと縦横無尽に作品を制作し続けてきたアニエス・ヴァルダの生涯。カメラやフィルムを媒介に世界との接点を探ってきた愛の作家、アニエス・ヴァルダの人生。それをアニエス自身が語る。
劇場で話していたかと思ったらいつの間にか監督椅子に座ったまま外に飛び出す。形式的にキャリアを振り返るだけのありがちな、一辺倒なドキュメンタリーではなく、それ自体を一つのアートとして作っていて素敵。
【一番好きなシーン】
『冬の旅』を振り返るところ。
あと、猫のお墓に帰ってくる女の子。