このレビューはネタバレを含みます
(再UP)
英題は『HAUNTERS』。
引かれ合う者たち、みたいな意味かな?
内容的にはそっちの方が適切ではある。
見るだけでヒトを操る能力をもつ男と、不死身に近い治癒能力をもつ男。
対照的な性格と生き方をしてきた二人の能力者が出会うとき、、、。
とゆーね、
それって『アンブレイカブル』じゃね? と誰もが連想するぐらい似て非なる作品。
サスペンス・スリラーで凄惨な場面もたくさんあるんだけど、笑えるトコもちゃんとあるとゆー、じつによくできた映画なのです。
主人公の友達がガーナ人とトルコ人だったりしてな。
悪い能力者が自分を止めようとする主人公に向かって、
「お前が俺に近付こうとするから余計な犠牲が増える。
いい加減、気付け」って云うシーンがあるんだけど、
これが本当にその通りで、二人が互いの存在に気付かなければ誰一人死ななくて済んでたんだな。
主人公がまたがむしゃらに動くタイプなので、じつに複雑な気分になる。
これを計算でシナリオに含ませているならかなり巧妙ですな。
只、
最期のまとめでちょっとグダグダしてるのが、勿体無い。