海外のバンドを調べてると、必ずと言っていいほど、ロバート・ジョンソンの名があがってきます。クロスロード伝説にしろ、荒れた私生活にしろ、27クラブにしろ、かっこよすぎました。恥ずかしながら、当時ブルースが悪魔の音楽と呼ばれていたことを知りませんでした。まだまだ知らないことがいっぱいで楽しめそうです。いいなと思う音楽って、たいていミュージシャンが不満を抱えて作った曲な気がします。抑圧されてたりうまくいかなかったり、理由は様々ですが、間違いなくそんなものが根底にあります。先日、街頭インタビューで今やってみたいことを聞かれました。本当に何も浮かばなくて、30秒くらい考えたあとに「アメリカとか…行ってみたい…っすかね…」って答えたんですが、今この瞬間にやりたいことがパッと出ないことと、ボケることもできなかった自分にとても腹が立ちました。同時に現状にそこそこ満足していることにも気が付きました。この上ないことですが、これ以上の成長はないのかもしれません。というか、大学なんかに通ってる時点でロックンロールなんてどう足掻いてもできませんね。でもあの時に大学やめんくてよかったなあ。
