だいすけ

チャーリー・セズ / マンソンの女たちのだいすけのレビュー・感想・評価

3.9
チャールズ・マンソンによる洗脳で
殺人事件を起こし収監された
3人の女性を中心に
カルト集団の恐ろしさと儚さを
描いた作品。

僕はとてもよく出来た作品だと思った。

時代背景があるとはいえ
いつの時代もこういう頭のイカれた
カルト集団のボスっておるんだなあ。

結局、己の欲望を満たすために
人を操り、歯向かうものは排除する。

ここから【ネタバレ⚠️】

獄中で3人の中で最初に洗脳から覚めた
ルルが本名の「レスリーと呼んで」と
言うシーンが秀逸だった。

洗脳から覚めて次第に自らの行いを
悔いる演技。

他にも印象に残ったのは

教育係のカーリーンを差し置いて
残りの2人に「なぜあんなことを
したのかわかる?」と問い質すシーン。

想像の中で、バイクに乗った男が
(すいません、名前忘れました)
ここから出ようと迎えにくるシーン。

実際は洗脳が解けてなかったので
(というか、隣にマンソンがいたので
恐怖で)
申し出を断るのだが
もしあの時抜け出してれば・・・


とにかく、洗脳の怖さを知るには
とても良い作品だった。
だいすけ

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