かさ

チャーリー・セズ / マンソンの女たちのかさのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

最後、ルルは何度あの妄想をしたのだろう…と思ったら、切なくて悲しくなった。
マンソンが全然カリスマ性なく描かれてるのが良かった。
彼らに洗脳された女たちは特異なものとして挙げられるけど、べつに私たちだって、ある意味、好きなひとにはある程度洗脳されるわけで。どこからどこを間違えないかってだけの違いで、ひとを信じるのって結構リスキーなことだね。でも信じたいし、信じられるひとを求めてるけど。
誰をどう信じるかで人生狂っちゃう、気をつけよう……。だから、悲しいけど、ナチュラルに自我が奪われるような関係なら、離れてよかったと言えちゃう。まずは自分だけで立てないとね。そして関係を持っても、お互いがお互いのままで居られないと、自分を見失って苦しいだけ。きっとみんな、洗脳から目が覚めるときはくるので。(もはや感想ではない)
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