ラブラドール

シェイクスピアの庭のラブラドールのレビュー・感想・評価

シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)
2.6
断筆後の晩年、故郷で過ごすシェイクスピアを描いた作品。

重みのある作品とも言えますが、展開や演出が静かで、淡々と話が進む印象です。
シェイクスピア作品が好きで、そんな彼が晩年にどのように過ごしたかを知りたい方には興味深い作品かも知れませんが、自分にとっては少し退屈に感じてしまう作品でした。

シェイクスピア本人を扱った作品では本作よりも「恋に落ちたシェイクスピア」の方が好みです。
ただ「恋に落ちたシェイクスピア」はフィクションで、本作は実話ベースという違いがありますから、単純な比較はできませんね。

妻のアン・ハサウェイ役のジュディ・デンチは作品に花を添えていました。
ちなみに「プラダを着た悪魔」などのアン・ハサウェイ(本名です)の名前は、このシェイクスピアの奥さんの名前から取っているようです。