ラブラドールさんの映画レビュー・感想・評価

ラブラドール

ラブラドール

リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

3.5

ジェシー・アイゼンバーグの監督&主演作品。
ユダヤ人の性格も生活も対照的な気の合ういとこ同士が数年ぶりに再会して、ポーランドの見学ツアーに参加する物語です。
主演はジェシー・アイゼンバーグとのことです
>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.1

中国のイジメや過酷な受験戦争などの社会問題を成績もいい女子高生と、たまたま彼女と仲良くなった不良少年の視線を通じて描く作品。
中国の受験事情は本当に厳しいものがありますね。
そんな背景があるからか、イ
>>続きを読む

プロフェッショナル(2024年製作の映画)

3.4

リーアム・ニーソン主演の殺し屋系作品。
アクションシーンはほぼなく、人間ドラマが中心の作品です。
リーアム・ニーソンの年齢を感じてしまう役ですが、はまり役だったと思います。
最近リーアムがよく出ている
>>続きを読む

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

3.9

まだ普通の青年だったボブ・ディランがミュージシャンになり成功を収めるまでの半生を描いた自伝的作品。
ボブ・ディラン役にはティモシー・シャラメ。

ティミーが演じるボブ、とても良かったです。
自分自身が
>>続きを読む

神は銃弾(2023年製作の映画)

3.3

ニコライ・コスター=ワルドー主演のスリラーサスペンス作品。
悪魔崇拝のカルト集団に元妻を殺され、一緒に住んでいた娘も誘拐され。
その娘を救出するための顛末を描いた作品です。

ジャケットの「このミステ
>>続きを読む

邪悪なるもの(2023年製作の映画)

3.2

アルゼンチンのSFホラー作品。
悪魔の呪いが伝染病のように広がっていく世界。
それを封じるには7つのルールを守らないといけないのですが、信じない者たちがルールを破って次々に広がっていき。。。といった話
>>続きを読む

ビッグ・ダイナマイト 不死身の傭兵/ディック・ダイナマイト ナチ皆殺し血風録(2023年製作の映画)

3.4

イギリス制作のナチス系アクション作品。
クラウドファンディングで資金を集めて作ったとのことで、お祭り的なノリで勢いで撮ったような作品です。
アクションも雑で全然殴ってないのが分かってしまいますし、銃で
>>続きを読む

アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.2

アナ・ケンドリックが監督兼総指揮&主演をつとめるNetflix作品。
恐らく初めての監督作品です。
実在の殺人鬼をモデルにしたサスペンススリラー作品。
いくら少し昔の話とはいえ、こんな殺人鬼を野放しに
>>続きを読む

山逢いのホテルで(2023年製作の映画)

3.3

障害を抱える息子を育てるシングルマザーの話です。
普段は洋服の仕立て屋を営む彼女の唯一の楽しみは、毎週火曜日に息子をシッターに預け、山間にあるホテルに出かけ、そこで目ぼしい男性に声をかけ、その場限りの
>>続きを読む

ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

3.3

ベン・アフレック主演のクライムアクション作品「ザ・コンサルタント」の続編です。
タイトルは「The Accountant」なので「会計士」なのになぜか邦題を「コンサルタント」にしてしまっている点はまあ
>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.3

スウェーデン作品。
どこにでもありそうな日常のシーンを数分ずつ、約30シーンほど映しただけのような作品。
まるで神様にでもなって飼育している人間を観察しているような感覚に。
人間は憐れで滑稽で愛すべき
>>続きを読む

愛を耕すひと(2023年製作の映画)

3.9

18世紀のデンマークを舞台に、開拓を行うもと兵士の男の物語。
主演はこういう哀愁のある孤独な男役をさせたら一番ではないかと思えるほどはまり役のマッツ・ミケルセン。

耕しマッツの邪魔をする領主がどうし
>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.3

正体不明の何かが殺人を犯すホラー系作品。
あまり怖さはありませんが正体はとても気になります。
そして途中で明かされる正体は…予想外でした。
そんなことある?って感じです(^^;)

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.5

まだ選挙に当選したことのない地方の政治家と組み、彼を大統領にすることを目指す男を描いた韓国作品。
心理戦や裏工作など多少汚い手を使ってでも選挙に勝てばいいというやり方にはいかにも韓国というような印象を
>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.3

ドゥエイン・ジョンソン主演のアクション作品。
誘拐犯に占拠されたビルの中に残る家族を救うために主人公が単身乗り込むというダイハードを思わせるような作品。
アクションもあって楽しめるのですが、たまたま感
>>続きを読む

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.2

真田広之主演の幕末作品。
監督は山田洋二ということで人情味あふれる主人公を見事に描いた作品です。
静かに流れる日常と、不器用な侍。
こういう役は真田広之にぴったりですね。
彼を慕う宮沢りえも本当に素敵
>>続きを読む

嵐の中で(2018年製作の映画)

3.4

スペインのタイムリープ系のSF作品。
なかなか面白かったですが、タイムリープするときのきっかけが曖昧な感じなのが少し気になりました。
ちょっとした驚きの設定もあり楽しめました。

啓示(2025年製作の映画)

3.4

ネトフリの韓国作品。
ジャンルで言えばサスペンスです。
少しずつ悪い展開に進んでいき、もともといい人だった神父が狂気じみていくところが見どころです。

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻(2023年製作の映画)

3.9

ジュード・ロウ演じるヘンリー8世とアリシア・ヴィキャンデル演じる6番目の王妃の確執を描いた実話ベース作品。
王や周りの家臣などがどれだけいい国を作っても、結局、その王が崩御し次の王になればその王次第で
>>続きを読む

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.8

ポーランド人監督クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール三部作」の1作目。
フランス国旗の3色が意味する「自由(青)」、「平等(白)」、「博愛(赤)」をテーマに愛について描かれています。

>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.8

ポーランド人監督クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール三部作」の1作目。
フランス国旗の3色が意味する「自由(青)」、「平等(白)」、「博愛(赤)」をテーマに愛について描かれています。

>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.4

ポーランド人監督クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール三部作」の1作目。
フランス国旗の3色が意味する「自由(青)」、「平等(白)」、「博愛(赤)」をテーマに愛について描かれています。

>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.4

母親が男を作って出て行ってしまい、金のない父親と一緒に暮らす姉と弟。
そんな二人の物語です。
たまに印象的なシーンでカラー映像になりますが、ほぼモノクロです。
主人公の姉と弟は監督の実の子供をキャステ
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

公開当時から観たいと思っていましたが、沈んだ気持ちになりそうで内容もよく知らないまま、何となく後回しにしていた作品。
広島や呉で暮らすごく一般的な家庭。
広島で育ち呉に嫁いだ絵を描くことが好きな主人公
>>続きを読む

セプテンバー5(2024年製作の映画)

3.8

1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエルの選手団がテロ組織に人質に取られた事件を描いた実話ベース作品。
誘拐された選手団やテロ組織からの視点ではなく、当時オリンピックの中継を行っていたアメリカA
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.7

是枝裕和監督のサスペンス作品。
1つの出来事を当事者達それぞれの視点から描く手法で物語は進んでいきます。
ただ視点によって違いすぎて実際に何が起こっているのかがはっきりとしなかったり(^^;)
視点ご
>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

パラサイトのポン・ジュノ監督作品。
実際に韓国で起きた連続殺人事件を映像化した作品です。
真犯人は誰なのか?ドキドキしながら楽しめました。
色々と書きたいですが、ネタバレになってしまったらいけないので
>>続きを読む

我が道を往く(1944年製作の映画)

3.6

1945年 第17回のアカデミー賞で作品賞を獲った作品です。
作品賞以外にも主演男優賞、助演男優賞、監督賞、歌曲賞など7部門を受賞している当時の傑作作品。
主演は歌手でもあるビング・クロスビーです。
>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.2

大好きな作品「グラディエーター」の続編。
続編といってもラッセル・クロウも出ないし、前作とはあまり関係ない作品かと思っていたら、本当に続きが描かれていました。
前作にうまくストーリーを繋げた感じで、い
>>続きを読む

007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.0

007シリーズで19作目として2000年に制作された作品。
ボンド役はピアース・ブロスナンです。
作品中にGPSなども出てきたり、随分現代的な内容になっていますが作風としてはこれまでの作品と同じような
>>続きを読む

キャドー湖の失踪(2024年製作の映画)

3.4

タイムリープ系のミステリースリラー作品。
監督と脚本は別の方ですがシャマラン作品とのこと。

タイムリープ先の時間軸がいくつかある事、過去と現在の関係が少し曖昧な設定(卵が先か鶏が先かのような関係があ
>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.1

DVなどを受けた女性を受け入れるシェルター施設を運営する母親と、SNSで音楽配信に夢中な息子の物語。

思春期ということもあり母親と息子の関係はあまりよくないのですが、原因はこの母親かな?と思います。
>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.2

群像劇的な作品。
最後はどうなるのかと思いながら楽しみに観ていたらまさかの(^^;)
作品としてはアリだと思いますが、自分としてはナシの方が良かったかも。
一気にファンタジーというかSF作品のようにな
>>続きを読む

ブルータリスト(2024年製作の映画)

3.8

今年のアカデミー賞で主演男優賞受賞作品。
作品賞にもノミネートされています。

3時間超の長尺作品。
コンクリートの打ちっ放しなど無機質な建築デザイン様式ブルータリズムの代表的なユダヤ人建築家マルセル
>>続きを読む

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

3.9

主人公とホワイトライオンとの絆をもとに、南アフリカで現在も行われているトロフィー・ハンティングや缶詰狩りについて警鐘を鳴らす作品。
トロフィーハンティングとはライオンなどの猛獣を銃で殺害し記念写真など
>>続きを読む

ワイルドシングス(1998年製作の映画)

3.6

どんでん返し系のサスペンス作品。
真相の内容、これが予想できる人はいないのでは?(^^;)
何を書いてもネタバレになってしまいそうなので内容には触れませんが面白かったです!