見終わっての最初の感想。
これどうやって撮ったの！？
本当に映像が美しく、初めて見る感じの
他のどれにも似ていない映画です。
夫婦の農場開拓物語なんですが、
旦那さんが映像全部撮ったんだそうです。
ほーーーーー。
これがもし日本映画だったら、
最後ハッピーエンドになるとしても、もっと暗く苦しい場面がずうっと続くと思うんですが、(北海道開拓とか)
ずうっと穏やかで優しいんです。何があっても、否定せず受け入れて、さあどうする？って考えて。
うん、素晴らしい。
このなるべく自然に寄り添っていく考え方は、日本人には馴染みがあるよねー
アランの丘から見た景色も段々ばたけのようで、「日本の美しい村」とかに出てくる
里山そのものでした。
犬のトッドと息子君が愛らしくて。
いったいどんな子に育っていくのだろうとワクワクします。
でももし私だったら
「もう嫌だー」って思ったり
なんとなくお互い責めたり、こんな心穏やかじゃいられないと思う。
そういう意味でもこの2人は「神」です。
