地球外生命体

ANIARA アニアーラの地球外生命体のレビュー・感想・評価

ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)
3.2
1974年にノーベル文学賞を受賞したハリー・マーティンソンが1956年に出版した長編叙事詩『アニアーラ』。小説は英語、アラビア語、ロシア語、日本語、中国語など様々な言語に翻訳され、オペラや演劇としても上演されている。本作が半世紀を超えて待望の初映画化。

放射性物質で汚染された地球から火星へ移住するため、8000人の乗客を乗せて旅立った巨大宇宙船アニアーラ号。しかし事故によって燃料を失い、火星への軌道を外れてさまようことになってしまう。修復不能なまま歳月だけが過ぎていく中、希望を失い狂気へ落ちそうになった乗客たちは、人間の感情を治癒・制御するAI「MIMA(ミーマ)」に依存するようになるが、あまりに多くの感情を受け続けたMIMAは自らの意思で機能を停止・爆発してしまう。漂流から5年が経ったある日、アニアーラ号へ向かう救助船と思しき存在が現れる。だが、それは未知の物質で作られた巨大な槍形の物体だった。

新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。

★2018年レザルク・ヨーロッパ映画祭
作品賞
女優賞(エメリー・ヨンソン)
プレス賞【特別賞】
ヤング審査員賞【特別賞】
★2019年ウルグアイ国際映画祭
監督賞
★2020年ゴールデン・ビートル賞
監督賞
主演女優賞(エメリー・ヨンソン)
助演女優賞(ビアンカ・クルゼイロ)
視覚効果賞
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