深い…。
人間の全てを見せながら、これからどうあるべきか?
を逆説的に問いかけるもの凄く深い作品。
人間という生き物の姿があまりにも直接的に表現され過ぎて恐ろしいという感覚にもなってしまうが、これぐらい表現しなければいけないほど現在は終末に近づいてきていると作品を通して警告していると思う。
「無」になってしまった人間に待ち受ける未来。
「有」のありがたさ、それがどれだけ大切なことなのか?
どれだけ「生」にとって必要なことなのか?
本当に「生」の基本である地球が無くなってしまったら…?
「無」になった時の社会像や人間の愚かさをストレートに描き、地球というものの絶対的な必要性を強烈にアピールしている。
とても衝撃的な作品。
良作。