このレビューはネタバレを含みます
本当に良かった。情報量えぐすぎて長尺を感じさせないほど。
キャラ多すぎてしんどいかなとも思ったけど、どのキャラも能力もしっかり描かれていてそんな心配はなし。
能力的にヴィジョン、クイックシルバー、スカーレットウィッチっぽいと思ったけどそういう繋がりもあるのかな。
「永遠に生きられるなんてめっちゃええやん!」から、永遠に生きることによるリスクも提示(セナしか被ってなかったし、それも別の理由であることが後から分かるのだけども)していて、そこに人間の登場人物が絡むことでエターナルズとのコントラストを明確にする。
『サピエンス全史』のように人間の歴史を沿っていく世界観に、人間への失望と見切り(闇堕ちしていないのがオリジナリティある!)、能力にゴールド・エクスペリエンスやクレイジー・ダイヤモンドがいたり、みんなで力を合わせるミナカトール、そして二転三転する展開と、エンタメのオールスター。
何より"愛と希望"が決してチープにならないように描かれていて、生きるっていいなあと思わせてくれる。