ShingoSuda

エターナルズのShingoSudaのネタバレレビュー・内容・結末

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

賛否両論という前評判だけで観てみたけど、合わなかった!やはりマーベルということで期待しすぎてしまった。
絵は綺麗だし、原爆批判とかアメリカ映画らしからぬ驚きの演出はよかったけど、他に気になる箇所が多すぎた。

以下、悪口
・用語が覚えづらく設定が難解。
・主要キャラだけで10人?把握するのでいっぱいいっぱいな上に、各キャラの掘り下げも一映画内では当然不可能で、感情移入が難しい。
・キャラクター達は7000年も生きてきた割に精神的に幼すぎる。
・衣装が戦隊モノ。細部を凝っててもダサいものはダサい。
・ポリコレがうるさい。男女、黄色人種、黒人種、障害、LGBT全部入り。
・敵に魅力がない、暗い画面での戦闘多すぎて見にくい。

特に気になったのは、

太古の昔から人類の進歩を見守ってきて、時には介入してきた存在が、アベンジャーズ結成〜サノス戦までのアレコレに全く不干渉ということにも違和感。そしてアベンジャーズ側も一切のアクション無しなのも?

7000歳の彼らが2-30歳というバブちゃんと色恋するのも疑問だし、思春期拗らせてるようなタイプもいるし、1000年もあれば飽きたり解決しそうなものだと思うんだが。

創作に一々つっこむのは野暮だけど、これまでのマーベル映画にはそんな違和感も納得させてくれる説得力や細部の作り込みがあったからこそ大好きだった。
残念ながら今作にはそれを感じなかった。

ドラマシリーズでやればよかったんじゃないかな。ザボーイズとアンブレラアカデミーを混ぜたような感じだし、それならそれとして楽しめたかもしれない。

理解を深めるべく見直すべきかもしれないけどその元気は無いかな…
続くようなので一応次も見るけど、今後既存キャラと変な絡みをしないでほしいと切に願います。