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プライベート・ライアンの佳のレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
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「1人の仲間の犠牲が、何十人何百人の命を救うことになる戦争」という価値観を持ちざるを得ない中において「個人的な理由で1人を探し庇う」という命令を受けた隊。
この矛盾みたいなものが大切な映画だと思いました。
残酷な戦争の場面と、人間同士の体温ある会話の場面の対比も、特徴的でした。

ライアンがミラーに自分たち4兄弟の最後の思い出を大笑いしながら話す場面がなんとも悲しかった。

銃撃戦の場面はかなり残酷な描写が続き、戦争の現実を突きつけられるようで、スピルバーグはファンタジーな印象があったから意外でした。あと立体音響がすごくて、iPhone11の音の良さにも驚いた。
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