超絶リアル戦争映画。
何でも撮れるスピルバーグ作品の中でも、至高の一本だってことは間違いないと思う。
とにかく戦闘描写が凄まじい。
戦争って地獄だなとこれほど突きつけてくる戦闘シーンはなかなかないと思う。
時々でいいからこういう映画を観て、戦争ってものの愚かしさとかを胸に刻むってのは大事なことだと思う。
ただ、それでも、撮り方が上手すぎるせいで、カッコいいよなぁとかも思ってしまうのであった……。
そんな凄い映画であることは間違いないけど、クライマックスは冒頭20分だよなぁ。
途中はそれなりに間延びを感じたりもする。
ラスト、大尉の墓を前にしてライアンが語る台詞は蛇足感あり。
子供の頃、レンタルしてきたこの映画を夕飯時に家族で観て、お通夜みたいな雰囲気になったことを思い出した。
エッチなシーンは無し。
2023年39本目