優れた戦争映画とはどんな作品だろうか?
その判断基準が、戦争は本当に恐ろしいという感情を、観る者に激しく喚起させる作品ということだとすれば私は間違いなく本作がトップ。
そして戦争映画を、殺戮するではなく人を救う戦争映画という側面で描いてあるのが、今でも名作として残る本作の本作たる所以であると思う。
もう、何度も観ているはずなのだけどまた観たくなった。
何度観ても最後のアパム伍長(ジェレミー・デイビスさん)の行動には涙を抑えることができません。
本当にやるせない。
そして日本において戦争のない現代に、自分が生まれて来たことが心底幸せだと感じる。