ありんこ

The Night Evelyn Came Out Of The Grave(英題)のありんこのレビュー・感想・評価

3.5
ジャケみたいな場面は全くないんだけど、オカルトと思わせて、至極現実的なオチが面白い作品。英語リスニングが死滅的な状態で見てるので、正確な内容ではないかも。

主人公はアラン・カミンガム。由緒ある貴族の末裔。大金持ちでお城に暮らしているが……妙な趣味がある。赤毛の女性を拷問部屋へ連れ込むのだ。彼女らがどうなったのかはぼやかしててよくわかりません。
どうやら彼のサディスティックな性癖は死んだ妻エブリンに起因しているよう。
ある日のパーティーで彼はグラディスという女性に一目惚れし、結婚。グラディスがキッチンで赤毛の女性を見かけたと言うが、女中たちは皆金髪で揃えているため(笑)あり得ない。銀器がなくなっていたので、泥棒ではということで落ち着く。ところがアランは外を歩くエブリンの姿を見てしまい……

伯母や従兄弟など親族が次々と殺されていくのがいかにもな展開。白眉(?)は墓からエブリンが生き返ってくるところかな。
ラストはかなり二転三転します。ちょっと説明不足な部分があるけど、普通のスリラー。グロは期待しないように。
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