このレビューはネタバレを含みます
『良い一日ではなく、最高の一日を』
「サングラス族」というヒーローたちが跋扈する街『フリーシティ』と、そこに暮らす平々凡々な銀行員のガイ。
街ですれ違った「サングラス族」の女性モロトフに一目惚れした事をきっかけに、彼は文字通り、世界に関わる大きな陰謀を知る事となる。。。
もしも自分がゲームのキャラクターだったなら。
おそらく世界中の誰しもが一度はそんな事を考えると思う。
もうね、それの最上級こそがこの作品といっても過言では無い。
アイディア自体はありふれた物ながら、映像美や演出の冴えと、この手の作品にしては毒気のほとんどない痛快さが魅力。
『レディプレイヤー1』が好きな人なら間違いなくハマると思う。