Femind

フリー・ガイのFemindのネタバレレビュー・内容・結末

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ライアン・レイノルズが主演ということで観に行った。設定が特殊ながら、ゲーム内に勝手に育って自我が生まれた仮想空間のキャラクターを、どこか滑稽で真摯、血の通った豊かな人間として感じられたのはライアン・レイノルズの持つ魅力の一つだと感じた。
ストーリーが現実世界と仮想空間との切り替えで進んでいくが、その中でガイの情緒が育っていく感じも楽しかったし、再起動で全てがリセットされた時は悲しさすらあった。
クリス・エヴァンスがカメオで出ていたのは気づけたが、ヒュー・ジャックマンが出ていた事には気づけなかった。
現実問題の証拠集めの間に、AIの感情や挟ま間抜けな笑いと下らなさが挟まれて最終的に現実の恋愛に結びつけるオチはややチープに感じたが全体的には良いバランスでコメディとエモがあって楽しい作品だった。
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