ケージー

フリー・ガイのケージーのネタバレレビュー・内容・結末

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった♪
最近のネットゲーム、銃撃戦メインのFPSと言うより「オープンワールド」タイプ。某超有名ゲームにそっくりな部分がわざとらしく組み込まれて居て、やったことある人なら「あ、あるある(笑)」ってなる部分が沢山有ります♪
主人公の「ガイ」を通して、ゲームをやったことある人なら少しはよぎった事の有る『ゲームの世界で生きる』『ゲームの世界の一般的(モブ)な人生』を観ることが出来るのは、有る意味で多くのゲームプレーヤーの「夢の答え」の一つが彼の存在です。

当たり前にプレーヤーの「背景」の1つとして、有るときは殴られ、有るときは車で引かれ…、それでも「普通」に過ごしている。

映画の序盤でガイはショーウィンドウに飾られた「スニーカー(ゲーム内アイテム)」に憧れを抱きます。
ストーリーとしては彼が世界に影響を及ぼすのは一目惚れの女性「ミリー」に出会ってからですが、その前の時点で些細な事ですが彼は特別なモノに憧れを抱いて生きている。
友人の「バディ」も、「この世界が現実かどうかより、困ってる友人に手を差しのべる今は『現実』なんだ」と、自分たちが決まったルールに動くことより大切な事が有ることを語っています。

この作品は「ゲーム内」と「現実」で、世界のルールに縛られ『個性』を潰している人へ、少しのキッカケで見えるものは変えれると言っている気がしました。

とても楽しかったです!