つるみん

カブールのツバメのつるみんのレビュー・感想・評価

カブールのツバメ(2019年製作の映画)
3.9
MyFFFにて鑑賞。
この平均評価も納得のいく完成度。

1998年、廃墟と化したカブールはタリバンに占領されていて、街中は銃を持ったら輩が多く、昼夜関係なく銃声が鳴り響く。そんな恐怖と貧困の状況下にも関わらず、未来への希望を持って生きていく2つの夫婦に焦点を当てたフランスアニメーション。

あらすじ以上をここに記すと全てがネタバレになってしまいそうなので控えるけども、とにかく良かった。水彩画をベースにした絵のタッチだからこそ滲み出る優しさがあって、自然と感情移入してしまう。こんな絶望的状況でも、人の優しさはどこかにあるし、愛も存在するということを教えてくれる。

邦題の『カブールのツバメ』
この意味がラストで分かった。
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