このレビューはネタバレを含みます
潜水艦ソナー員に焦点を当てた作品。
“潜水艦映画にハズレなし”なんて言われることもありますが、個人的にはこの作品はハズレかな。
主人公はヒラのソナー員に過ぎないのに、最初から上司に判断丸投げされて追い詰められまくり。映画の終盤には耐えられなくなってついに職場放棄&泣きながらベッドに引きこもり。
大統領は核ミサイル発射指令が判断ミスだと分かっても海軍大将に「知らんわ、お前がなんとかしとけ」と投げて終了。
その結果、ミスリードしたまま味方同士で撃ち合って、沢山の犠牲者出してジ・エンド。こんなに無意味な自滅ある?
仕事の丸投げ、責任のなすりつけ合いが酷くていかにもフランスっぽい映画でした。