【2021.04.26.MON】
原作を読んでいて、観たかった映画。
子どもを欲しいと思う人のところに
子どもが来てくれることは
決して当たり前ではないということ。
全ての妊娠と出産は奇跡。
それと背中合わせに
望まない妊娠が人を不幸にする現実。
この子さえいなければ、
なんて聞きたくないよね。
年齢問わず男女があって産まれる命。
だけど傷つくのは女性が多い。
娘を持つ母親としてこれは重要事項。
どうやって望まない妊娠を防ぐか…
どうやって常時声をかけておくべきか。
まだまだ先のことだけど
ひかりを見てそんなことを思ってしまった。
そして妊娠以外のことでも
こどもが道を踏み外した時に
親としてどうあるべきなのだろうかと。
ひかりのお母さんの気持ちはわかる。
だけど違う。
もっと寄り添ってあげられたら
ひかりはもっと違った人生を
歩めたのかな。
なんて当事者になったら言えないのかな。
桜の下を自転車で走るひかりが
儚くて苦しかった。
エンドロール最後まで見た後の
最後の最後で胸がぎゅーっとなる。