綺麗で残酷でリアルな映画
惹きつける画と俳優部の演技
これぞ邦画だ！と思わず唸るような内容でした。かなりヘビーです
「中学生が妊娠する」
言葉だけ聞くとマイナスのイメージが強くなってしまうが、そうではない。
その先を描く、決して軽くない、本物が詰まった映画。
この監督の味でもある"素"を生かした演出で俳優のそれを引き出し、実際にそれを使う
本物の力は凄い
なんと言っても永作博美の滲み出る母性とあの表情。芝居とは思えなかった…
井浦新との空港での掛け合いも素晴らしいし、蒔田彩珠ちゃんとの絡みも最高に良い
大人になった朝斗の父親と
すっかり変わってしまった光がすれ違うシーンは
なかなかくるものがあった…
フィクションながら、ドキュメンタリーに限りなく近い映像。色や光の使い方も上手いなぁと
島にある施設で暮らす数人の母親は皆強く、山下リオちゃん演じるちょいヤンキーな母親と、初めて誕生日を祝って貰えて泣いていた母親も良かった。
そして、浅田美代子さんが実在のモデルがいるんじゃないかと錯覚するほど自然だった。
貴方にとっての６年
私にとっての６年
なかったことになんて、できるはずがない。
若い母親の僅かな望み🤱
監督賞撮るのも納得の出来です
あまりに辛すぎるけど
