このレビューはネタバレを含みます
前情報が無かったのでミステリーにカテゴライズされていることを知らず、社会派のドラマと思い観ていたのがかえってよかった。
養子に出す側にも出すなりの理由があって、ひかりのバックストーリーを知るたび辛くなった。
一般にも、中学生の頃は外にコミュニティがあまり多くなく、学校と家庭が全てと思っていた人が多いのではないか?
過干渉な親とエリートの姉、唯一の居場所だった彼にも裏切られて、自分が何者なのかもわからなくなっていたんだな、と思うとやるせない。
最後育ての母が存在を認める発言をしたが、転落した人生ステージは何も変わらず、果たして彼女に本当の光が差した(=朝が来た)のか?疑問。