水

カセットテープ・ダイアリーズの水のレビュー・感想・評価

4.5
めちゃめちゃ好きな作品😆🎶

幼い頃にパキスタンからイギリスに移住したムスリム一家の長男ジャべド。1987年、16歳になったジャベドは、人種差別が色濃いイギリスで将来を諦めた閉鎖的な日々を送っていた。そんな中、ジャレドの気持ちを代弁したかのような歌を歌うロックミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンに出会うー。

まず、カセットテープ、ロマンすぎ😍
そして、ブルース・スプリングスティーンの曲、良すぎ😍❤️❤️ノリノリのノリノリで見入ってしまった…🥰

この時代、思った以上にパキスタン人へのあたりが強くてなかなかびっくり😱
家の壁に落書きされたり、近所の子どもたちがパキスタン人の家におしっこかけたり、パキスタン人を追い出すためのデモ活動も行われてるし、イギリスにもこんな時代があったんだなぁと💦

そんな過酷な世界で
ブルース・スプリングスティーンの名曲たちと、それによって色づき始めるジャベドの生活が素敵すぎてたまらんっ💗
地味オブ地味なジャレドがおしゃれになるし、下向いてたのが上向くようになるし、可愛すぎる彼女ができるし、、、よかってなぁジャレド🤭💕

そして青春映画では外せない、
親とのの確執‼️
過酷な差別環境下で家族を守り続けてきたカタブツな父。「パキスタン人にはパキスタン人らしい将来を」と、おそらく家族を守る中で自然に身についた思想に真っ向から対立するジャレド。親子対立は、本当に息苦しくて辛いけど

最後のジャレドのスピーチ
泣かされたぜ…😭😭😭
"僕の望みは、家族との間に壁を作るのではなく、僕の願望へと橋を架けることだ。"
子どもって親の知らぬところで
勝手に成長しちゃってるもんだよな🥺

さらに驚きなのがこれが実話だと😳⁉️
ブルース・スプリングスティーンからしたら世界中にいるファンの1人ってだけの存在、いわゆる一般人が実話ベースの作品の主人公だとは‼️まぁただのファンじゃないけどね。ツアー150回以上とはどえらいファンだ😳‼️夢がある👏

下向きかげんの人も元気になれる
最高の作品でした😍
水