ずっと気になってた作品、やっと観れました。
移民として英国で暮らすパキスタン人の青年が、ある音楽との出会いをきっかけに視野を広げ成長していく物語です。
歌詞と人生がリンクする衝撃と感動、歌詞に励まされて勇気がわいてくる様子、自分にも経験があって。
自分の人生を変えてくれるのは、いつもそれまでに自分が気付けなかった言葉との出会いだよなぁってしみじみと思いました。
『言葉が人生をつくる』ってこういうことなんでしょうね。
親友には『ブルース哲学』と称されてましたが、単に真似るだけではなく、最終的には、自分のバックグラウンドもうまく融合させて、自分なりの哲学を見つけ、それをきちんと言葉にして伝えられる主人公の才能にも感動しました。
相手への怒り、環境への怒り、色んな自分の葛藤も含め、そこにある愛に"お互いが"ちゃんと気がつき、お互いの立場を理解し、心から感謝しあうことが出来たら、争い続けることを選ばないんだろうなぁ。
若い主人公が『毒親め💢💢』って方向に行かなくて良かった。(笑)
家族、友人、先生、
どの人間関係も素敵でした。
