私は「Winnyの存在は知ってるけど使ったことはないし、詳しく説明しろと言われても多分できない」「あぁーなんかあったねぇーWinny」ぐらいの人間ですが、問題なく見れました。
作品内でもできるだけ噛み砕いて説明しようとしているので、その点は大丈夫かと思われます。
まず言いたいのが、公式サイト等では「無罪を勝ち取った」事件を描く〜と説明があるので、私は「無罪を勝ち取る過程」が見れるのを期待していたのですが、そこは全く描かれていませんでした…！
それでも十分面白かったので、いい作品だと思います。
裁判シーンがメインなのかな？と考えていたのですが、それ以外のシーンの方が多いかも？もしくは、全体的にバランスよくあるかなぁって感じでしょうか？
「警察でそんな明らかに怪しい書類さえ書かなければそもそもこの騒動は起きなかったのでは…？！そんなの絶対書いちゃだめなやつじゃん！！」という金子さんの行動はめっっっっっちゃくちゃツッコみたくなりますが、それを言い出すと話が始まらないし、人間って基本はああいうもんかもしれないと思いぐっと堪えて流しました…（笑）
一応、自分はそういうことは分からない人間だーと作品内で発言はあります。
どこまでリアルに描かれているか（本人が実際どんな人物か）は分からないのですが、金子勇という人間が非常に面白く描かれていると思います。
個人的には「この人腹立つなっ！」「賢い！」という感情が入り乱れるキャラクターでしたね（笑）ものすごくマイペースなのでしょうか？
愛媛県警の件は無くてもいいのでは？と感じたのですが、実際に事件があったのですね。
ならいいか…となりましたが、メインの話とは完全に分離されている話の気がするので、やっぱり無くても問題はなかったんじゃ…？とは思いました。
