このレビューはネタバレを含みます
※公式サイトやパンフレットで確認し直す、という行為がほぼほぼできないので、間違っている箇所があったらすみません※
確かに言われていた通り、一応「冒険活劇ファンタジー」だったかなぁ〜と。作品タイトル的に、もしかしたら説教臭い作品の可能性も考えていたのですが、そんなことはなかったです。
これまでの人気ジブリ作品を混ぜまくった感じの作品でした。
冒頭の火事の描写は迫力があり、初っ端からおっ！と思ったのですが、それ以降は「○○でこんなシーン見た気がする」の連続という感じです。トトロ、もののけ姫、千と千尋、ポニョ、ハウル…この辺りでしょうか？
これらの作品から宮崎監督が好きな描写・要素を集めたのかなぁ？？みたいな…
キャストについては、大手メディア等が記事にしている通りです。いつも通り役者メインなので、声優を使ってくれないと嫌だという方は厳しいです。
ヒミ役のあいみょんさんがちょっと棒読みかな〜…？というぐらいで、他は気になりませんでした。あくまでも私の場合です。
ストーリーに関しては、ざーーっくり言うと、連れ去られたお母さんを取り戻しに行くタイプの話です。確かに冒険はしています。
新しいお母さんに対しての気持ちに折り合いをつけていく様子を、ものすごくファンタジー仕様にした話と言えなくもないような……？？？
ちなみに戦時中の時代設定ですが、主人公はいわゆる「実家が太い」タイプになります。しかもめちゃくちゃ太い。それ故のモヤモヤも少し抱えている感じ…？？
とにかく「言いたいことは何となく分かる気がするけど、合っているかの確信は全くないなぁ〜……」となりました。
公式からの登場人物の基本的な説明すらない状態ですし、まずそこからきちんと自分で整理して、その上でストーリーも理解しなければいけないので…
加えて、設定が分かりやすいものではない（考察が捗るタイプのもの）ので尚更です。
ただしこの辺りついては、後日発売予定のパンフレットである程度補えるのでは？と思っています。少なくとも、登場人物の基本情報ぐらいは記載されているはず…と思いたい…！
ですので、万人受けするか？というと微妙だと思います。宮崎駿総集編！という印象はあるので、監督またはジブリファンの方は大丈夫…かな？
もし「最後まで見ても結局よく分からなかった…」となった場合は、作品への解像度が高いことでお馴染み？である米津さんを頼りましょう！
主題歌の歌詞をよく聞いて下さい（ちなみに歌詞の字幕は表示されません）。超超端的に言うと、あれが全てだと思うので…（笑）
