やなあき

Winnyのやなあきのネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

監督の松本優作氏のインタビューをみて、この映画が私たちが劇場で見られるようになるまでたくさんの困難があったんだなと知った。配給・制作の判断をしたKDDI素晴らしいです😿この類の映画は実現しても普通だったら絶対ミニシアターでちょこっと上映して終わりなやつだから本来。。

東出君の研究力・プロファイリング力・それをアウトプットにつなげるところまですごすぎる。背中がすでに金子勇そのもの。お姉さまが演技を見てあまりにも似すぎて号泣したらしい。

天才すぎてやばいやつという世間からのイメージと繊細で優しい無邪気な面という周りの人だけが知っている金子勇の両面をまるっと見せてくれたのは東出君の演技のすばらしさのおかげ。(桐島の東出君も好きだったけど)

仙波という地方の警察官のエピソードがWinnyの光の面をフォーカスしたかったのだとしたらそれはちょっと不公平に感じた。裏を返せば政府の機密情報・個人情報が危険にさらされる危険性が十分にあるということだし、実際にそういう事件もあったらしい。

出る杭打たれる日本。だいぶ過去のWinnyの話ですらなかなか映画化させてくれない保守日本。Chat GPT・人工知能が明らかに世の中を変えようとしている2023に日本はまたこれを繰り返すのかどうなのか~?
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