洋画だと思ってたら邦画なのね。共有ソフト「Winny」を作ったのが日本人なの知らなかった。
軽い気持ちで観だしたけど、日本のデジタル技術の未来を考える硬派な映画だった。
こんな形で芽を摘むようなことしてるから、日本のデジタル技術は世界からどんどん遅れていくんじゃなかろうか?
金子さんがちょっと世間知らずですごく良い人に描かれてるけど、天才ってちょっと浮世離れしたこんな感じなのかな?
これだけ賢い人なら、自分の作ったソフトがどんな使われ方をするか分かりそうなもんだとか(エニグマを解読した数学者のように)思うところもあるけど、実話ベースの映画としては、デジタル技術の当時の背景が知れたり、人間ドラマとしても裁判モノとしても引き込まれておもしろかった。