面白かった。
金子さんは紛れもない天才なんだろうけど、それ以上に人柄の良さに惹かれた。
日本にもこんな人いたんだと改めて思う。
知的好奇心を一生追い続ける少年という感じ。
逮捕・起訴のくだりでも悲観的になることは少なくてどこか楽しんでいたり、誰に対しての対応も飄々としている。
「なんでそんなこと今まで言わなかったの」
「何でするなと言われたサインしちゃうの」
とか弁護士の壇さんが言ってることが100%正しいんだけど、それも金子さんの人柄で憎めない。
檀さんの熱さも秋田弁護士の百戦錬磨感も総じてかっこよかった。
それだけに最後の方は本当にみんな無念だったろうし、失ったものが大きすぎる。
前半部分の京都府警と検察の胸糞さは演技が神がかっていて、こちらの心的余裕がなくなるほど演出が上手い。
渡辺いっけいさん良い！
