ちくわ

Winnyのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

エンドロール終わりに金子氏本人が出て来ます。

Winnyなんて言葉すら聞いたことないくらいITオンチなので分かりにくいし難しいかなと思ったら、そこはさすが邦画w
それに邦画ってダラダラ長く作りがちなのにコンパクトにまとまってた気がする。
裁判が中心の割には飽きることもなく金子氏の純粋な人柄もちゃんと表現させていた。
ちょっと、よく出来たTVドラマ感は否めないけど。

これがITに対して無知、無関心の人々によって裁かれた結果。
素晴らしい才能を持つ人々が日本を出ていく理由がよくわかる。
ナイフの例にもあった様に良い道具をどう使うかが問題なのに、無知な故、多方面から見ようとせず元を根絶することしか考えない。
先進国の日本が現在もITでは遅れを取っている理由の一つだろうな。
金子氏が海外にいたらもっともっと沢山のアイデアを形に出来て、そのアイデアを皆が有用に使えただろう。

東出君は雰囲気が金子氏に似ていて思っていた良かった。
ただ、どうも声が軽くてねぇ。
それより三浦貴大がとても良かった。

実際の金子氏は、頭の賢い人特有の早口でちょっと視線が泳ぎがちな感じが何だか可愛らしい人w
純粋に新しいモノを生み出す事しか考えてないのが見て取れる。
こんな人の命を奪うなんて本当、神様っていないなぁって常々思う。
ちくわ

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