ナイーブ、天然、憎めないキャラを演じたら右に出る者がいない東出昌大の真骨頂。これがある程度、素なんだとしたら、女性に囲まれる実生活もなんとなく理解できる笑
殺傷事件が起きてもナイフを作った人には罪は無い。確かにそうだ。
しかし銃刀法で規制されるナイフと異なり、ネット世界は当時あまりに無防備。
傍観者的に見ると、もっと慎重かつ戦略的に開発・普及すべきだったのだろうと思う。
金子さんの天才性を支える、社会性のあるブレーンがいると良かったんだろうなー。
終盤、YouTubeの登場が皮肉的に示される。しかし技術開発は得意でも、ビジネス開発が苦手な(あるいは制約が多い、あるいはガラパゴス化しがちな)日本では、金子さんが健在であってもあんな世界を一変させるサービスは生まれてなかったかもね、と思ったりもする。
伏線になってそうな京都府警の不祥事(?)。結局、解決にも暴露にも至ってないのは実話ベースの限界？ 映画作品としてモヤモヤが残ったのが残念。
