翔

性の劇薬の翔のレビュー・感想・評価

性の劇薬(2020年製作の映画)
3.5
俳優たちの演技がすごい。
とにかくリアル。生々しい。そしてそれを堂々とスクリーンへ投影する。
映画の大半は過激な性描写で、全く飽きない。
撮影の雰囲気はどんなだっただろうか、と想像を巡らせてしまう。
異性愛者の主人公にとって余田の与える快楽はまさに劇薬だ。
しかし「生」にしっかりと効いた。
生と性は強烈につながっているという主張を感じ、世間では白い目で見られがちな「性」を肯定的に描いているように感じた。

個人的には2人でラーメンを食べるシーンが【怒り】と重なり、オマージュなのかな?などと考えた。
翔