ダースペーター

パヴァロッティ 太陽のテノールのダースペーターのレビュー・感想・評価

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アナタワダンダンネムクナ〜ルビームの攻撃を交わしきれず、ほんのちょっと眠ってしまったのでノースコアです。

"音楽は地球を救う🌏"
ということが描かれたドキュメンタリーです。

世界的に高名なオペラ歌手である彼は、世界的に有名なミュージシャン(U2ボノ)や、今は亡き世界一の美女(ダイアナ)を引き込んで、音楽の力でたくさんの人々を救う活動をします。

彼が自身の生い立ちから学んだ世界の闇を、彼が生まれながらにして授かった才能で打ち砕こうとする姿は涙なくしては見れません。
彼のお人柄にも終始ニヤけながら見ていました。

反面、正直なところ、女性関係については共感できませんでした。

単に歌が上手い人って世界中にはたくさんいるけど、歌の力で世界を動かすことが出来る人はそうはいない。
彼についてはドキュメンタリーではなく、『ボヘミアンラプソディ』のように伝記映画を作ったら、背筋がゾクゾクするような音楽映画になると思う。今後に期待したいです。

あのモジャモジャ熊みたいな風貌のどこからあんな声が出てくるの?、不思議でならなかったけど、銀河の果てまで届きそうな力強く透き通った歌声、彼の人徳にはとても羨ましく思いました。

ただ、ロンハワード監督ということで期待しましたが、ドキュメンタリー映画としての見せ方が平凡で退屈だったのが残念。。