Ryo

パヴァロッティ 太陽のテノールのRyoのレビュー・感想・評価

4.6
三大テノールのアンコールで、あなたで、お前で、おれな、みたいなやりとりや、人間くさく正直な男の、父としての在り方。
自分の録音を聴くことを嫌っていたがそれを撤回するエピソードなど、多くのレディに愛されて偉大な存在になって尚、声(というレディ)に飽くことのない希望と焦がれる気持ちを持ち続けて創造し続けた人生が、ドキュメンタリーではあるけれど、芸術的にドラマチックに描かれている。
素晴らしかった✨
晩年は声が出なくなり、大衆的な音楽やチャリティに生きた人物だと認識していたが、声に人生を感じられないならそんな自分はよっぽどファッキンだと思う。
Ryo

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