超巨大台風に襲われた中国の町を舞台に、市民を守ろうと奮闘する市長の闘いを描いた災害パニック映画。
台風が町に上陸するまでに40分位掛かり、非常に前置きが長いです。上陸前に人間関係などを厚く描写して物語に厚みを持たせてただのパニック映画にはしないという意図は分かるのですが…。
上陸してからも何かが足らず、市長や市民の奮闘ぶりがいまいち伝わって来ませんでした。
全体的に演出が古臭いですね。音楽も古臭い。
極力CGを使わずあえてミニチュアを多様したというこだわりの災害シーンも、ミニチュアと分かってしまい何だか興醒めしてしまいました。感動を煽るのも露骨過ぎと思います。中国というお国柄か政治色も強めだったりします。しかし、後半の強引な怒濤の展開は逆に面白くなりました。
色々、足りない感じがしますけどそれなりに観れた映画でした。
