殺る気なマックス

ヴィクトリア 暗闇からの脱走/カルガ 積荷の女の殺る気なマックスのレビュー・感想・評価

2.7
人身売買映画

【概要】
ソ連崩壊後、家族を養うため多くの人が近隣国へ出稼ぎに出ていた
ヴィクトリアもその1人でトラックの積荷に乗り出稼ぎに向かう途中であったがついたのは人身売買組織のアジトで同乗していた男達はすぐさま射殺

ヴィクトリア含めた女達は娼婦として働かされることに…


【感想】
前半がとにかく陰惨で救いのない展開が続き
これが現実で実際に起きていると言うのがなんとも考えられる作りになっていた
そして、最後のヒロインが述べる
「悪事から目を背けるものは全員共犯者なのだ」と言う製作陣からのメッセージに繋がるあたり中々良かったのだが
後半トントン拍子に人身売買組織の奴らが死んでくのにはちょっと肩透かし喰らってしまった

人身売買組織の同じ人間とは思えない奴らが少し人間味を見せては次々と死んでいく
なんか新手のコメディに個人的に感じてしまった