原作未読、元アイドルさんという事も知らず、中川監督作品は2作見てたが印象無(失礼) …ほぼまっさらな状態で鑑賞。
あんな美人がパチンコ屋駐車場で鯛焼き屋？経営成り立つん？今どき電話番号かい？そんでもってデコチューって時代設定は昭和かい？とにかく導入から⁇⁇ そんでもって都合よく事故+記憶障害かい(正直、この辺でハズレ覚悟)
前日記憶無くなるつう極めて映画的に美味しい設定も日常を端正に描くだけで生かしてないじゃん感じたが…。
単調に反復される朝の儀式が二人の過ごした時間の積み重ねに思えてくる。 この辺りで中川監督の術中にハマった事に気付いたがもう遅。
決して演技上手とはいえない衛藤美彩がみせる当惑した表情、なんか妙に豪華な脇(河瀬監督の存在感ハンパねえ！)、スクエアな画面、ほぼピアノだけ控え目音楽、挑戦的ともいえる演出気付き(未熟者なんで)魅せられました。
監督曰く、当初原作小説の映像に対し映画的カタルシス無理じゃねと危惧したんだとか。確かに感情が浄化開放されないが心の底に留まり浸食する作品… 日本語不自由なもんでこの辺の感情上手く表現出来ない(悲
舞台挨拶とQ&A
中川監督の受け答えが秀逸。
素人観客の抽象的質問に短いが的確な回答。
色んな映画祭見てるが対応が群を抜いて上手い？非常にクレバーでスマートな人なんだと感心。
