このレビューはネタバレを含みます
初日舞台挨拶の回
主演の2人が大好き
映画ならではの、ここからここまでの描写は想像で察して!みたいなのは好きなんだけど、わりと唐突に物語が進んでいくので感情移入しにくいところも。
高橋蓮、園田葵 2つの物語の同時進行はやっぱり尺が足りない。
中学生期の2人は丁寧に描かれてるからこそ、葵が初めて食べたおばあさんのご飯場面も欲しかったかな。
蓮と香、葵と水島の関係性は演じる俳優人の力量を感じた。それぞれが救われている
この4人じゃなかったらどうなってたかな
大好きなシーンは竹原の結婚式。
普通に生きてきた蓮が波乱万丈の葵との再開。うれしさと気まずさと恥ずかしさ「園田」呼びで話しかける 距離を感じる 東京タワー 男と高級車で去っていくのを見る絶望感。
ここの菅田くんの演技は今まであまり見たことのない普通の男の子で心臓のドキドキが伝わってくるようなすばらしい演技だと思った。
自分の力で生きる道を切り開いて行こうとする葵が裏切られるシンガポール
みんなが絶賛するカツ丼を泣きながら食べるシーン 「大丈夫」に涙ナミダ😭
香との別れ 泣いてる人がいたら抱きしめてあげてと結に伝える 子ども食堂での号泣
ここから瀬々監督ならではのフラッシュバック 途切れ途切れのエピソードが糸のように繋がっていく
最後のフェリーはこうなるであろう感はあるけれど強く握られた手、守られるより守る人になりたい
エンドロールの多幸感。
普通に生きたいだけという竹原も笑顔☺
みんな幸せになって欲しいと思う。
心あたたまる映画でした。