ウズラ

音楽のウズラのネタバレレビュー・内容・結末

音楽(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

よかった。すごくよかった。
7年越しで4万枚以上の絵を描いて完成させた執念と情熱が見えた。手描き。ただただスゴイ。敬意を表したい。

原作があったのは知らなかったけれど、
あの不良3人組が 突然バンドやろうぜってなって、ベースとギターの違いも知らずに、ベース2本とドラム(と言ってもスネアとフロアタムだけ)で初めて音を奏でたときの衝撃と感動。
そこからはじまる「音楽 」を、絵のタッチを絶妙に変えながら表現しているの、ホントすごい。

暇を持て余してる3人組が音楽をはじめてから怒涛の展開で、それをぜんぶ「絵」で表現してるんだよ。。。

わたしの稚拙な文章表現ではぜんぜん伝えきない。



以下、思いつく感想を(極私的)

・古武術と古美術って🤣
・アニメーションなのに「・・・・。」みたいな静止画の 間 が絶妙

・古武術の曲(?)が一定のリズムを刻むだけってのが、まさにロック!!

・森田くんが研二たちの音楽を初めて聴いたときのアニメーション。絵でトランス入ってる感じを表現しきってて脱帽

・森田くんがフォークからいきなりロックになったシーンも最高だった。
ギターを掻き鳴らす躍動感が、だんだんカラフルな色鉛筆のタッチになって、めちゃきれいだったん

岩井澤氏、絵がホント上手いんだなぁって、もう恍惚となるより他なかった。

あの画力あっての『音楽』
センセーが激賛してたのうなずける。あれは 一枚一枚の絵 だ。

・あの高校の頃の手持ちぶさたな時間の過ごしかたや空気感、なんか懐かしかった

・山ちゃんの声すぐ分かったよ

・研二、リコーダーめっちゃうますぎて爆笑からの感動

・岡村ちゃんのムダ使い。最後の研二の雄叫び


いや〜観に行ってよかった。もう一回観てもいい
ウズラ

ウズラ