ソウルの女王の軌跡を辿る2時間半。
専門学校時代、音楽を学びたいから有名なアーティストを教えてくれと聞いた私に、とにかくアレサを聴けと言われ知ったシンガーの一人。
正直彼女の過去は深く知っていたわけでも、曲がリリースされた時代背景も知らなかったわけだけど。そりゃこんな苦痛や困難を越えてきてなきゃ歌えないよな、と大きく納得した。
そして何が良いかって、時間を長く感じさせない音楽とストーリーがマッチした演出。アーティストのドラマ映画って"名曲を聴け！"ってなりがちだけど、しっかりと物語に沿って曲の成り立ちまで観れたのがすっと観れた要因だった。
あとはジェニファー・ハドソンって本当天才だわ、ってこと。
お気に入りのシーンはテッドに別れを告げてからステージでThinkを歌うシーン。女性として独立し、力強く歌うFreedomの歌詞に震えた。
そして最後のアルコール依存から立ち上がりAmazing graceを歌ったのち、エンドロールまでで体の水分が涙として全部流れました。
年齢層高めの劇場だったけど、みんなかつて青春時代にアレサを聴いて愛してきた人達なのかなと思うと込み上げるものがありましたね
でも一つだけ言えるなら、メアリーJブライジに少しだけでも歌って欲しかった、、、笑
キャストの無駄遣いってことで若干マイナスの4.7で
