み

リスペクトのみのネタバレレビュー・内容・結末

リスペクト(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

予告を見た時から惹かれていたアレサフランクリンの伝記映画。
音楽は最高だけど、ストーリーは人を選ぶかな、という印象。

子役の子が可愛くてほっこりしてたら幼少期からいきなり壮絶すぎる。
アレサに無理矢理歌わせようとする父親にドン引きしながらも、幼少期から大人に切り替わる教会での歌唱シーンが良すぎた。

テッドに惹かれていくのも、「虫」にやられていくのも、母の死、妊娠、父親の性格、全部が影響してる。
父親がテッドに対して結構なこと言ってたけど、2人の性格はだいぶ似てるし、アレサの才能なのに「俺が俺が」な2人にイライラしながら鑑賞🙃
田舎のスタジオで演奏するシーン、groovy🔥って私も言いたくなるほどめっちゃかっこよくて好きだったのに、テッドがほんっっっとに最悪だった、映画だってわかってるけど最悪だった!!!
ただこのイライラが、三姉妹での作曲シーンの「just a little bit」とThinkの歌唱シーンに効いてくる、爽快すぎた〜〜最高、、🥲

映画終盤のアメイジンググレイスが、アレサフランクリンのための歌なんじゃないかと思えるくらい響いて、ぽろぽろ泣いてしまった。
信仰とか宗教とかに関しては、想像でしか理解できないけど、教会やゴスペルががやっぱりアレサにとっての原点だったんだな〜〜。
2時間半で、ジェニファーハドソンの凄さをこれでもかというほど感じてたのに、エンディングで出てきたアレサフランクリン本人に全てを持っていかれた、魂を揺さぶるってこのことか、となった😮‍💨

アレサの生き様に、“ほんの少し”ではなく、大きな大きなリスペクトを、、💐
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人物名と顔が覚えられず後からあらすじを確認した部分が何箇所かあったので、その場でこの人があの時のあの人か!と理解できなかったのが悔しい部分。
歌唱シーンがある映画は映画館の良さがより引き立つし、私は多分伝記モノ・音楽モノの映画に弱い、すぐ泣く。
音楽モノはやっぱり映画館で!!
地味に初めてレディースデー料金を使ったので記録〜🧚‍♀️
み