はな

リスペクトのはなのネタバレレビュー・内容・結末

リスペクト(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アレサ・フランクリンの生涯を描いた映画。音楽映画が好きだから見てみただけ。でも、見て正解!まったく知らない人の話だと思ってたけど、Thinkを聞いた瞬間、「ブルースブラザーズ」を思い出しました😎
あのソウルフード店の奥さんが歌ってたカッコいい曲じゃないですか?!
調べてみたら、ブルースブラザーズの映画に出てきた奥さんがアレサ本人?!
すごいカッコいい!名シーンだわ笑

さて、映画の内容ですが、アレサフランクリンは女性ソウルシンガーです。ソウルの女王!その人の伝記的映画。 

幼少期の頃から教会の神父である尊敬するお父さんからの抑圧と束縛を受け、大好きな歌を自分の意思で歌う時もあれば、強制されて歌う時もあった。そして、幼い頃の性的トラウマ。歌手になってからも、夫となったマネージャーからの愛と抑圧と暴力。一番身近な男性がアレサを苦しめていく。その中でも必死に歌で生きていくためにもがくアレサ。ヒット曲として「リスペクト」や「Think」が誕生していく。

これらの歌詞は、男性からの抑圧に対する妻として女性としての心の叫びだった。

高らかにfreedom!って歌う姿がカッコイイ!

ヒットを飛ばし、有名になっていくアレサ。

しかし、酒に溺れて、生きるための武器である歌も歌えなくなっていく。堕落していくアレサ。それでも、昔からの熱い信仰心のもと、もう一度立ち上がっていく姿は応援したくなる。
最後に「アメージング・グレース」を歌う姿は圧巻でした😭

歌を聴いて、自然と涙が流れてくる映画は、なかなかないんだけどね。
圧倒的声量と力強く響く歌声。まさに天才!そして、不当に扱わられている人たちへの応援を込めた歌詞。
いつまでも、freedom〜freedom〜って、鼻歌交じりで歌っていたい笑笑

女優のジェニファー・ハドソンの演技も最高でした!

是非、ご鑑賞を〜😊
はな

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