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COMPLY+-ANCE コンプライアンスのYSKのレビュー・感想・評価

2.3
「コンプライアンス」という名の化け物に踊らされている世間一般あるいはテレビマスコミを皮肉りぶった切る斎藤工が監督をしたモノ申す系のオムニバス作品

暴動ドキュメント
暴動前夜のパリの様子をお届け

自主制作映画
とある自主制作映画に出演した女の子が、ご家族の反対にあった為に放映しないでほしいと懇願するお話
これの問題はコンプライアンスどうこうでもないし、そもそも問題はここで終わらないし落ちてもいない

ラップ
ラップ

人形劇
メッセージ性も含んでいてこの作品の中で1番「作品」だった
誰かに押し付けられるコンプライアンス意識はクソだ!というお話

インタビュー
好きなアイドルは?「モーニング娘。さんです!」
その中でも?「XXXさんです」
ああ、その名前はテレビでは出したらまずいからカットしまーす
というやり取りがエスカレートしていって、最後には何も映せないし何も話せなくなっちゃうよというお話
「これじゃあ何も言えないじゃん!」というところから更に2周3周と同じことをするからだらけるし面白みもなくなってきちゃうのよね

こういう問題を提起することは重要なことかもしれませんが、エンタメ作品としては何一つ面白くなかったです
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