おヴパちヴい

フレディ/エディのおヴパちヴいのレビュー・感想・評価

フレディ/エディ(2016年製作の映画)
3.7
二重人格とか、イマジナリーフレンド(心理学や精神医学における現象のひとつで、「架空の友人」のこと)とか、その類のお話、自分がおかしな行動を取っていて、その記憶の無い男が主人公

自分は正常で、周りの連中に騙されているだけなのか、それともやっぱり自分が狂っているのか、疑心暗鬼になる
自分は”正常”だと主張すればするほどますます”病気”を疑われるという地獄に落ちる

続きはどうなるんだろうと気になって最後まで見た、かなりおもしろかった

ある有名なコピペで
”2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。

そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。
大阪市の福島駅の近くで、時間が一年近く経ってた。
ケータイの種類が変わってた。アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。

警察から実家に連絡した。向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。”
というのがあって、これが『解離性遁走』という実際にある病気だというのを知って驚愕して、まさに事実は小説よりなんとやらだな、と当時思った
この分野はたいへん興味深い
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