熊本ててんご

ミッドウェイの熊本ててんごのレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(2019年製作の映画)
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久しぶりに映画館へ、すると館内の殆どの席が埋まった。この手の映画を観るのは、年齢や性別が決まっていると思いきや、若い女性もちらほら。内容は、随分以前の同名の映画と同様。歴史上の事実に沿うので当たり前か。主人公の人となりが異なるが。以前と異なるのは、CGの技術。しかし、実写場面が素晴らしいから映えるというもの。米国の家庭生活を垣間見ると国力の差を感じる。この国と戦おうと考えたのは、愚かとしか思えない。艦爆も艦攻も命懸けな事が良く分かる。怖過ぎる。爆装での空母発艦、そして無線封鎖で帰投、母艦探索もよくも出来たと感心する。真珠湾攻撃の直後に米国機が連合艦隊を攻撃しようとし、空振りに終わった事実を知らなかった。兵站攻撃を疎かにし、目先の華々しい戦果を上げる事に目を奪われるのは、歪んだ官僚主義の軍故か。この時代も情報を早く掴んだ方が勝利する事を見せつけられた。何で今、ミッドウェイの映画か?と思いつつ足を運んだが、とても楽しめた。有難う!