UCON

T-34 レジェンド・オブ・ウォーのUCONのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

※自分用備忘録※

ヴォルチョクが!生きてた!!
それだけでもう何も突っ込むまい。
戦車で舞う白鳥の湖も、90年代マトリックスばりのスローモーション着弾も、全部ふざけてんのかと思いながらちょいちょい挟む謎の詩的描写やら詩の国らしい台詞とかでもう全力ロシア。全露№1ヒットってそらほかの国じゃ受け止めきれんわこのノリ。

最後のシーンもベタだけどうっかり感動した。ボルチョクはカッコいい狩猟の人になってたし、信心深いあの子(役名覚えられない)が宗教画家になってて素敵だった。操縦士の渋いおっさんはカッコいい農夫になって嫁と子供と暮らしてたし、みんな幸せになっててくれたらそれでいい。なお主役(
あの主役の人、ロシアの人気俳優なんかな。この前観たお笑いアクションSFでも主役だったような。

今回の裏MVPはまずヒロイン役の通訳の女性。地図を盗みに入った部屋でのピンチで効かせた機転に、ああキエフの女性は美しくそして強かだなと。
主人公のマーマに会いに行った時既にお腹大きくなっててその辺も流石だな感あった。

もう一人はやっぱり”ニコラウス”かな。ドイツ軍の軍服はほんとカッコいい。最期の壮絶なシーン、壮絶なはずなのに例のロシア産CGセンスのせいで笑いをかみ殺しながら観た。酷い。

「大丈夫、森が君を守ってくれる」

先にヒロインを逃がす時、こんなイケメン妖精が言うような台詞を主人公じゃなくヴォルチョクに言わせた脚本家か監督か知らんがブラヴォーだ!

2021.11.29 CS227