ごはんや

T-34 レジェンド・オブ・ウォーのごはんやのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これが一番短いインターナショナル版で、無駄なく簡潔に楽しめる手軽なT-34です。

話題になっていた2019年にまあ見てみようかなくらいのノリで見に行ってさっさと撃ち抜かれました。

冒頭の砲撃回避から「あっなんかえらいもの見に来てしまった」となり、ネフォドヴォ戦はあまりに濃すぎて他の映画ならクライマックスくらいの熱量に「早すぎるような気がするけどこれで終わりなのかな…?」と本気で思いました。

監督は、ドイツ側にも〝人間〟がいたということでクラウスをただの冷徹な敵として描かなかったとのこと。それによって生まれたニコライとクラウスの言い表し難い宿敵の絆がずっとストーリ上にあり、それを辿って行きつくあのクライマックス!あの短い間に3度も感情をひっくり返され、まだ揺さぶるか!と驚かされました。